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【うさぎを初めて飼う方へ】チモシーって何?牧草などうさぎのごはんついて解説!


「うさぎを飼うのは初めて。ちゃんとごはんを食べてくれるかな……」

うさぎと一緒に暮らし始めるとなると、いろいろとわからないことが多くて不安になるものですよね。
そこでこの記事では、「うさぎを飼うのは初めて」といううさぎ初心者さんに向けて、うさぎの食の習性や食べ物についてわかりやすく解説していきます。

 

● 目次 
・うさぎの食の特徴とは
・うさぎの食べ物について
 ① うさぎ本来の食性に近い牧草
 ② 牧草の種類
 ③ チモシーの繊維質が重要
・チモシーの種類
・チモシーの選び方
・とびきりおいしくて品質にも安心できるチモシー

うさぎの食の特徴とは

覚えておきたい重要なポイントは、「うさぎは成長期に食べていたものがその後の好みに大きな影響を与える」ということです。
成長期とは、およそ生後5ヶ月くらいまでの期間のこと。
つまり、小さいときに食べ慣れていないものは、大人になってもなかなか食べてくれない可能性が高くなります。

うさぎの主食は「牧草」です。
成長期の早い段階から牧草に慣れさせてあげることが大切なのです。

うさぎの食べ物について

①うさぎ本来の食性に近い牧草

うさぎは草食動物で、もともと草や木の根・皮を食べて生活していました。現在のうさぎにもその習性は消えず残っています。
元々の食習慣に最も近い食べ物は生の牧草です。
しかし、生の牧草は手に入りにくいですし、保存もきかないので現在のうさぎにあげるのは現実的ではありません。
その代わりとして、生の状態に近いうさぎ本来の食事を摂るために一般的に使用されているのが「乾燥牧草」です。
感想牧草は保存がきくうえに、安定して手に入るため日常的にあげる食べ物として特に適しています。

自然に近い形でうさぎを健康的に育てるために、牧草を主食として毎日食べさせてあげることが重要です。

②牧草の種類

「牧草」には、イネ科のチモシー、オーツヘイ、イタリアンライグラス、マメ科のアルファルファなど、いろいろな種類があり特徴もさまざまです。

よく目にするメジャーな牧草「チモシー」と「アルファルファ」をの特徴を比較してみます。

アルファルファ
嗜好性・栄養価・カロリーが高いため、幼齢期や食欲のないときに適している。チモシーと合わせて与えると栄養バランスが良くなる

チモシー
低カロリーのため、たくさん食べても太りづらい。繊維質が豊富で生涯にわたって食べ続けられる


幼齢期の子うさぎだからといって、栄養価の高いアルファルファだけを与えていると、「大人になってもチモシーを食べてくれない」可能性が増すことに注意が必要
です。

成うさぎにアルファルファを与え続けると、栄養価が高すぎて太ってしまったり、膀胱結石の原因になってしまったりすることも考えられます。
つまり、成長過程に合わせた適切な牧草を選ぶことが大切なのです。

※うさぎの年齢ごとの牧草の与え方の例

成長期(生後5ヶ月未満)
アルファルファ:80~90%
チモシー:10~20%

成うさぎチモシーを無制限に

 

ポイントは、成長期からきちんとチモシーを与えて、大人になってからもチモシーをたくさん食べられるように準備しておくことです。

③チモシーの繊維質が重要

うさぎの食事には繊維質が不可欠です。
繊維質が不足してしまうと、様々な健康トラブルの原因となることがあります。
主なものとして①不正咬合②毛球症が挙げられます。

1. 不正咬合

不正咬合とは、歯の嚙み合わせが悪くなってしまった状態のことを言います。

うさぎの歯は生涯伸び続けます。
また、食べ物をしっかりすり潰して食べることにより、歯と歯がこすれて削れます。
この「伸びる」と「削れる」のバランスが取れなくなってしまうと歯が伸びすぎたりゆがんでしまい、不正咬合を起こします。
噛み合わせがずれたまま歯が伸び続けてしまうと、食べ物を食べづらくなってしまうばかりか、口の中に刺さって痛みを生じたり、感染症の原因となってしまうこともあります。

不正咬合は自然に治癒するものではなく、動物病院で歯を削る処置が必要になります。
また、一度不正咬合になってしまうと再発することが多いといわれているので、不正咬合となる原因をできるだけ避けることが重要です。

「伸びる」と「削れる」のバランスが大事なので、「伸びすぎ」「削れすぎ」を予防しましょう。
「伸びすぎ」は主に咀嚼の少ない食生活(柔らかい食べ物や繊維質の少ない牧草が主体の食事)によって生じます。
繊維質の多いチモシーを主食として与えることで、咀嚼の回数が増え「伸びすぎ」を予防することができます。

「削れすぎ」は、主にケージなどの硬すぎるものをかじってしまうことで生じます。
うさぎは外に出たくてケージをかじったりひっかいたりすることがあります。その際にケージを開けてしまうと「ケージをかじると外に出してもらえる」と学習し、ケージをかじることが習慣になってしまいます。
「かわいそう」だと感じても、ケージをかじっている間は無視をして落ち着いてから外に出すようにしましょう。


2. 毛球症(消化管うっ滞)

うさぎはきれい好きで、多くの時間を毛づくろい(グルーミング)に費やします。
これは、野生生活では体にニオイが付いていると肉食動物に狙われやすくなってしまうので、常に体をきれいに保つ必要があったからではないかといわれています。

毛づくろいの際にうさぎは自分の毛を飲み込んでしまうのですが、通常であれば便とともに排出されます。
同じくきれい好きの猫は「毛玉を吐き出す」イメージがあるかと思いますが、うさぎは体の構造上ものを吐くことが出来ません。

何らかの原因で胃腸の動きが悪くなってしまう状態を「消化管うっ滞」と呼び、それに関連して飲み込んだ毛が排出されずお腹の中で毛玉となってしまう状態を「毛球症」と呼びます。
毛球症は進行すると手術が必要になったり、命にかかわってしまうこともあります。

人間でも「食物繊維はお通じにいい!」とよく聞くかと思いますが、うさぎでもそれは同じで、食事中の繊維質が少ないと毛球症のリスクが高まるといわれています。
「繊維質の多いチモシーがうさぎのお腹にいい」と言われているのはこのような理由が
あるからです。

また、こまめにブラッシングをしてあげることで、毛づくろいの際に飲み込んでしまう毛の量を減らしてあげるのも効果的です。

 

チモシーの種類

チモシーの中にも収穫時期や圧縮率の違いによってさまざまな種類があります。
うさぎにとって理想のチモシーとはどのようなものなのでしょうか?

●収穫時期の違い
1番刈り:生育して初めて収穫された牧草
2番刈り:1番刈りが収穫された後に再生育した牧草を刈ったもの
3番刈り:さらにその後生育した牧草


2・3番刈りは、再生育した草なので柔らかくうさぎも好きなのですが、繊維質が少ないというデメリットがあります。

繊維質を十分に摂取できるのは1番刈りなのでできれば1番刈りをあげることをおすすめしますが、
シニアうさぎなど噛む力が弱い子には2.3番刈りは柔らかく食べやすいのであげてみると良いです。

●圧縮率の違い
シングルプレス:圧縮率が低く、穂や茎が刈り取り時の形に近い
ダブルプレス:輸送コストを抑えるためにさらに圧縮され、茎や穂がつぶれ柔らかくなる


シングルプレスの方が、ダブルプレスよりも繊維質が維持されています。

チモシーの選び方

1番刈り・シングルプレスのチモシーであればどれでも良いというわけではありません。とはいえ、さまざまなメーカーのチモシーがあり、迷ってしまいますよね。

それに、同じ1番刈りシングルプレスのチモシーでも品質はさまざまです。1番刈りシングルプレスのチモシーをあげたけれど、茎だけ残してしまう……ということも珍しくありません。

最も繊維質を含んでいる部分は茎です。茎までしっかり食べてくれるチモシーがうさぎにとっておいしいと感じるチモシーです。
茎までしっかり食べてくれるチモシーをあげたいですよね。
だからこそ、少しでも良いチモシーを選んであげましょう

また、チモシーは農産物のため、同じメーカーの同じ商品でも葉の状態は変わってしまいます。だからこそ、より信頼できるところから選ぶのが良いでしょう。
例えば、自分がスーパーで野菜を選ぶときも、生産者の顔やどこで育てられた野菜なのかが明確な方が安心できますよね。
それはウサギの牧草も同様で、生産者や収穫後の加工の工程が見えるもののの方が信頼感も安心感も高まりますよね。

そのため、チモシーを選ぶときは①茎まで食べるか、②生産者や加工のプロセスが明確か、こうしたポイントを基準に選んでみると良いでしょう。

とびきりおいしくて品質にも安心できるチモシー

チモシーの選び方のポイントをおさえたチモシーをご紹介します。
1番刈り・シングルプレスで高品質な『モグピョン スーパープレミアムチモシー 1番刈り』です。

『モグピョンチモシー』は、アメリカ・ワシントン州のマイクさんが育てています。生粋の牧草人であるマイクさんは「高品質な牧草を届けたい」という一心で焼く40年も丹念に牧草を育て続けています。

左から2番目の方がマイクさんです。
マイクさんのように生産者が見えるというのは信頼できて安心ですよね。
そんなマイクさんが育てた牧草が『モグピョンチモシー』です
なかなか生産者までわかるという牧草はありませんし、マイクさんの牧草は日本の競馬関係者やアジア諸国、中東など、世界各国で高く評価されています。

牧草一筋40年!
マイクさんが作る
チモシーはこちら

『モグピョンチモシー』おすすめポイント

1. スーパープレミアムホースグレード

牧草には品質に応じて定められるグレードがあります。
『モグピョンチモシー』は特に品質の高い「スーパープレミアムホースグレード」のチモシーを採用しているため、安心してうさぎに与えることができます。


2. 国内の専門工場で人の目で異物除去が行われる

チモシーは農産物のため、オーガニック野菜と同じように品質が高い子ど虫の死骸などが混じってしまいます。
しかし、『モグピョンチモシー』は、国内の専門工場で人の目によって異物が混入しないよう除去作業を行われています。
100%除去するのは現実的に難しいですが、丁寧に除去作業が行われている牧草の方が安心してうさぎに与えられますよね。

3. 香りと青々しさが抜群!

『モグピョンチモシー』の一番の特徴は「香りの良さ」です!
この香りの良さは『モグピョンチモシー』ならではです。香りがほかとは全く違います。よろしければみなさんも違うメーカーの牧草と香りを比べてみてください。

動物は食べるかどうかを香りで判断するため、食べ残しを減らすためにも香りは重要な要素です。

さらに、色の青々しさも特徴の一つです。人の目で丁寧に厳選されているため、青々しいものが特に多いです。

香りも見た目もうさぎの食欲を刺激して、健康的な食生活の手助けとなってくれるでしょう。

香りと青々しさバツグン!
とびきりおいしい
チモシーはこちら


うさぎの食事や最適な牧草についてお分かりいただけたでしょうか?

成長過程に合った牧草を与えることが大切ですが、ずっとうさぎに元気でいてもらうためには、成長期のころからチモシーを食べる習慣をつけておくことがとても重要です。 
そのために、少しでもうさぎがおいしいと思えて、かつ品質に信頼のおけるチモシーを選んであげましょう。

品質も美味しさも
妥協しない
チモシーはこちら

 

 

 

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